2012年05月27日

消費税が増税されたら購入価格はどうなるの?。(1)


  消費税の税率引き上げが現実味を帯びてきました。

  民主党の野田政権は、消費税率を段階的に10%まで引き上げる

  税制抜本改革案をまとめました。

  消費税が引き上げられたら、住宅価格はどうなるのでしょうか?。


 ■ 2014年4月と2015年10月の2段階引き上げ案がまとまる。

  政府の税制抜本改革“素案”では、消費税の税率を2014年4月1日から8%へ、

  2015年10月1日から10%へ、 段階的に引き上げるとしています。

  今のところ野党だけでなく与党内からも反対する意見が出てきており、

  このままスンナリと引き上げが決まるかどうかは不透明です。

  しかし、増大する社会保障費等将来の事を考えると、

  いずれ消費税引き上げは避けられないとする見方も少なくありません。

 ■ 土地は非課税だが、建物価格に課税されている。

  では、消費税が引き上げられたら、住宅価格はどう変わるのでしょうか。

  先ず基本的な話として、住宅の場合は土地の価格には消費税が掛りませんが、

  建物価格には課税されます。

  例えば土地価格が2,000万円、建物価格が税別で2,000万円のマンションが

  有ったとすると、建物価格に掛る消費税は「2,000万円 × 5%」で100万です。

  住宅の価格は税込みで表示されるので、この場合のマンション価格は、税込みで、

  「2,000万円+2,000万円+100万円」で4,100万円と言う事になります。


 ■ 消費税10%なら住宅価格が100万円アップも?。

  もし消費税が10%に引き上げられたとすると、

  税額は「2,000万円 × 10%」で200万円と2倍にアップします。

  この場合、税込み価格は、

  「2,000万円+2,000万円+200万円」で4,200万円になる計算です。

  税率が2倍にアップする事で、土地・建物の税別価格が変わらなくても、
 
  最終的な税込み価格は100万円アップする事になるのです。

  住宅は金額が大きいだけに、税率アップの影響は大きな負担増となるでしょう。

  税率は物件の引き渡し時点がベースとなるので、

  引き渡しが2014年4月以降であれば税率アップとなる可能性が有ります。



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2012年05月26日

新築マンション、前年より買い難く、(2)


 ◆ 被災地は倍率急拡大も

  この他、被災県では宮城県の年収倍率(6.07、同0.94ポイント拡大)が急拡大。

  供給戸数が激減した上、その大半が価格水準の高い中心部に集中した事が要因だ。

  津波被害を受けた沿岸部での復興計画が固まっていない事も有り、

  当面は供給の地域偏在が続くと見られる。


 ◆ 中古マンション 中心部以外で旺盛な需要。

  中古マンション価格の年収倍率は2年連続で4倍超え。

  流通価格(1,854万円)が前年比で72万円上昇した事が影響している。

  新築供給が各都市圏の中心部に集中しているため、周辺地域で中古需要が顕在化。

  流通価格の押し上げにつながった。

  尚、新築価格の年収倍率との差は1.95ポイントで前年と変わらず、

  単純比較では新築より年収約2年分購入しやすい計算だ。


  首都圏(5.76、同0.23ポイント上昇)では、

  唯一東京都(7.35、同0.05ポイント縮小)の流通価格が下落し、

  これに伴い年収倍率も縮小。

  買い易さが増したと言うより、供給が途切れない新築に対する需要が底堅く、

  中古流通が弱含んでいる状況だ。

  只、年収倍率が7倍を超えるのは全国で東京都のみで、

  流通価格が高止まり状態にある事に変わりはない。

  同社市場調査部の中山登志朗・上席主任研究員は、

  「成約価格に下落傾向はみられない。中古マンション市場でも立地による選別が厳しく

  なり、直ぐに売れる物件ばかりが流通している」、と話す。


  近畿圏(4.56、同0.17ポイント上昇)では、

  京都府(5.66、同0.08ポイント縮小)を除く全県で年収倍率が拡大し、

  東京都以外の首都圏と同様の傾向を示した。

  大阪府(4.71、同0.29ポイント拡大)では中古の流通価格が上昇し、

  調整の進む新築価格との差は縮まった形だが、

  相対的には依然として割安感が大きい様だ。



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